中国 春節の集い

掛川★増田たかひろ★

2012年01月22日 23:07

慌ただしかった週末が過ぎようとしています。

正月明け、家庭的な時間も一段落という週末なのでしょうか、

今週は地域の諸行事や数々の団体の新年会など、

17の会合やイベントにお邪魔しました。

それぞれの会場の皆さんから温かいおもてなしを受け、

良くしていただきました。

みなさんありがとうございました。



そんな中、

今朝、掛川市日中友好協会の春節の集いに参加させていただきました。

中国では今日がいわゆる大晦日、

新年を祝おうという日だそうです。

市内に住む中国の方々、

子供たちを含め30名くらいの方々と昼食会です。

永く日本に住まわれて言葉も流暢な方もいらっしゃれば、

昨年の11月にご両親の仕事の都合で来日したばかりの

中学生の女の子も。

中国の習わしや中国語のレッスンなど、

短い時間でしたが和やかなひと時でした。


今、北京大学では報徳思想の研究が行われるなど、

日本の様々な教養や文化を参考にしようという取り組みが行われています。

本社のある掛川のお株を奪う勢いだそうです。

大東の偉人、松本亀次郎先生のお話は有名です。

魯迅や周恩来の日本語の先生なのですが、

柳澤先生によると、

大戦後の敗戦処理のさ中、

中国の要人から師と仰がれる亀次郎先生の存在により、

日本はかなり恩赦を受けたであろう話は、

今でも印象深く頭の中にあります。


個人的にも、中国の歴史小説は好きですし、

長安を慕った空海は数少ない尊敬する人物です。


ただ、

外国の方を受け入れる姿勢は、

私たち日本人よりも外国の方々のほうが長けているのでは、

と思う方は少なくないのかもしれません。


子供の関係とか仕事上でも、

外国の方とご一緒させていただく機会が少なからずありますが、

温かく、自然に隣人を迎え入れられるような、

そんな個人であり地域でありたいですね。