浜岡原発 防波壁と現地視察

掛川★増田たかひろ★

2012年03月15日 16:19

一昨日、議員になってから4回目となる浜岡原発の視察、

その前日には、現在建設中の防波壁用の壁を、

清水にある企業の製作現場にて視察しました。


総額950億円をかけた浜岡原発の津波対策を視察するのが目的です。

清水は、御前崎市の薮田先生、掛川の東堂先生と、

原発は自民党県議団約25名で視察しました。


防波壁の実物は、異様な高さです。

東京スカイツリーと同じ頑丈な基礎、

六本木ヒルズなどを手掛けたJFEという企業の技術からなるそれは、

威圧感さえありました。

原発でも、防波壁用の基礎や予備給水用タンクなどの工事が、

急ピッチで進んでいました。


一番目を引いたのは、内部的に丁度行われていた

災害想定訓練です。

そこには、管制室にヘルメットをかぶった職員が集まり、

本番さながらの訓練が行われており、

東電の状況を思い出させるような光景でした。

福島第1原発の悲劇は、情報が全くと言っていいほど、

しかるべきところに伝わらなかったことだと言われています。

話題になっているオフサイトセンターが機能しなかったこと、

中心的にいるべき原子力保安院の担当者が

逃げ出してしまったとの話も聞きました。


いずれどういう形になるかはっきりとはしていませんが、

今現在でも停止しているとはいえ原子炉は存在するわけですから、

津波対策はもちろん、情報公開やありとあらゆる対策を

確認していく必要があります。

個人的にはもちろん、

議員団としてもしっかりとチェックしていきます。