静岡県立大学の魅力

掛川★増田たかひろ★

2012年06月05日 09:12

昨日、静岡県立大学を訪問しました。

きっかけは、農業再生を目指す地元の方からのご相談を受けて、

産学官連携の研究支援が得られないか、視察を兼ねて一人での訪問です。

連携コーディネーターの柴田さんを訪ねると、

「学長がお見えですので」と。・・・びっくりしながら学長室です。

県大の学長は木苗直秀先生という、自らも薬学博士でもある先生です。

1時間半余り、当初の内容に加えて文字通り様々なお話を伺いました。

アイデアマンであろう木苗学長は、これまでにも色々な研究や著作は勿論、

学生との協同や企業連携を通じて、静岡をアピールする沢山の商品を世に出されています。

県の議員にならせていただいてから、”以前あった薬科大学の素晴らしさ”は

先輩議員を始め何度かお話を伺ってましたので、

その薬科大学の流れを汲む県大の研究機関としてのレベルの高さも感じました。

薬科というと医学ばかりを想像しがちですが、

今ではスイーツや機能性食品など、”食”に関する研究も進んでいて、

お茶にも精通されている木苗先生から、

ワサビなどの県内特産物とのコラボ羊羹等の説明も受けました。

県大の研究機関との産学官連携により、多くの企業が新商品を開発していますが、

まだまだその活動が県民に理解されつくしているとは言えないようです。

民間の方からの依頼には積極的に対応したいとのお話を何度も伺いましたので、

掛川の皆様にもぜひ知ってもらいたいと感じました。


昨日はその後、5回目の浜岡原発視察でした。

18Mの防波壁が立ち上がり始めたというので、隣接市選出の議員で視察して来ました。

勿論壁自体はすごいものなのですが、

関西の大飯原発再稼働に向けた動きが急加速している最中、

中電さんの説明や姿勢に、今一ピンと感じるものがありませんでした。

再度個人的に疑問点を伺わせていただくことにしましたが、

昨晩、掛川商工会議所では浜岡原発の永久停止を求める

住民投票条例制定への活動説明会が行われていると思います。

双方の主張の論点をしっかりと精査しなければと、躍起になってしまっています。