市民総代会地区集会

掛川★増田たかひろ★

2012年08月30日 22:00


8月6日から、掛川市恒例の地区集会が始まっています。

市内各自治ブロックごとに行われ、10月31日の大須賀まで、

全25か所で行われます。


今日は9地区目の上内田地区集会でした。

環境問題、地域の活性化策、不振が続く茶業対策等々、

色々なご意見・ご要望が出されました。

そんな中、上内田消防団の分団長・部長さんから、

団員確保の窮状を訴えるご質問がありました。

上内田消防団の定員は現在23名、

26歳くらいからの6年制です。

今年度で5名卒業予定ですが、

団員確保の限界に直面しています。

現在上内田小学校に通う子供たちは109名、

一学年18名程度、そのうち男の子が何人かを考えると、

将来的にも何人の若者が地域内に残るかさえおぼつきません。

しかも今年、掛川市消防団では大きな改革が行われました。

団に入らない方からの儀礼的な協力金徴収の廃止、

団員の負担軽減のため査閲大会もなくなりました。

団の維持運営には、例年以上の苦労があると思います。

そんな中、団を維持していただいている皆さんには頭が下がる思いです。


県では、消防団活動に協力していただける企業への

優遇策を条例化をさせていただきましたが、

到底そんな程度ではこの問題は解決されません。

消防団活動の在り方、市や地域の協力体制、

幅広く議論を深め、さらなる協力体制が必要です。

個人的には、消防団の存在意義や団員の立場も含め、

将来的には根本から対策を考えないといけないとも感じています。

今出来ることは消防団の皆さんの気持ちを理解し、

出来得る限りのサポートをすることしかありませんが、

全市民的に課題を共有すべきことだと思っています。


折しも「南海トラフ巨大地震」の被害予想が発表されたばかりです。

原発の再稼働をめぐる住民投票条例案への知事の豹変もありました。

市民の安全・安心、危機管理は、現下の最重要課題です。

議員として、総務委員会副委員長として、

何が出来るか追及して行き続けたいと思っています。