横須賀幼稚園 避難訓練
今日、横須賀幼稚園で避難訓練が行われました。
先日、津波を心配される保護者会の皆さんからご相談を受け、
その際日程を伺っていましたので、
園長先生らのご了解も頂き参加させていただきました。
市からも危機管理担当の浦野さん(前消防団長さんです)、
教育委員会の方にも同行していただきました。
13:30、訓練開始です。
子供たちもすぐ机の下に入ります。
揺れは収まり津波が心配されるという想定のもと、
避難訓練の始まりです。
まず先生の指示のもと、上靴のまま園庭に整列です。
いきなり転んで泣き出す子もいましたが、
てきぱきと行動します。
そして先生の号令のもと、
13:33、年長さんから横須賀高校目指して走り出します。
途中、郵便局長さんや近所の皆さんが
「がんばれー!」と声を掛けてくれます。
一緒に走り出して、その速さにびっくりします。
そして何と10分後の13:43、
横須賀高校に到着!わずか10分ほどです。
市の浦野さんも「30分位かかる」と思っていたそうなのですが、
今年3回目という、よく訓練されていると感心させられます。
人数を確認後、保護者の方へ一斉メールが送信され、
お迎えに来たお母さんお父さんらと
手をつなぎながらの帰宅となりました。
参加させていただき、
とてもしっかりと非難が出来たこと、
その速さ、先生方の大変さ、保護者会の役員の方々の協力、
経路の再考や備品の準備、情報発信・共有の改善点等々、
色々な事を学ばせていただいた思いがします。
8/29に国の内閣府から発表された
「南海トラフ巨大地震」の津波浸水被害想定は、
3.31ショックからの大方の予想を下回るものでした。
ですが掛川市内でも、
最大で14m、平均で11mの津波が予想されています。
浸水域はおおよそ150号線より南側で、
この横須賀幼稚園も「0m」、
すなわち津波は到達しないという予想ですが、
あくまで想定であって、
園の先生方や保護者の方の不安は尽きません。
地元の大石市議会議長や内藤市議のご協力も頂き、
今月の18日には、
松井市長と保護者の皆様との面会も予定させていただきました。
子ども達のために、
避難対策や移転も含め、
横須賀幼稚園の実情と、
先生方や保護者の皆さんの想いを、
訴えてきたいと思っています。