農業の大切さ 農業の難しさ
市町市議選が終わり、世の中はGWに突入です。
この1週間、月曜日には浜岡原発の7回目となる視察、
木金と自衛隊富士学校への体験入隊、
その他の会合や知事選に向けた活動も増えてきました。
今日の午前中は5/1に開院される新病院隣接地に完成した
小笠掛川薬剤師会によるセンター薬局の竣工式、
午後地域の会合2つを終え、その後
新茶最盛期を迎えたお茶工場を回ってきました。
一昨年の凍霜害、昨年の原発風評被害と、
立て続けに不運に見舞われていた茶業界にとって、
”今年こそは”と迎えた今年の新茶でした。
しかしながら、丁度選挙の近辺からの低温等の影響により、
お茶が採れる収量の減少や相場の低迷と、
期待とは裏腹のかなり厳しい現状です。
通常農産物などは、
気象条件が悪く収量が少ないと価格も高騰するものですが、
お茶の流通市場は難しく、
早場と言われる九州産の状況や
茶商さんの在庫量などにも影響されるため、
開けてみないと解らないと言われています。
各地の生産者の方の悲痛なお話を伺っていると、
何とも言えない思いがしてきます。
お茶を始めとする農業生産者の皆様によって、
食の安心安全は勿論、
水の涵養や美しい自然、
世界に誇るべき里山が守られています。
農業に対して何が出来るのか、
お茶の皆さんに何をすべきなのか、
想いを強くする1日となりました。