6月定例会を終えて
県議会6月定例会が先週末の8/2に閉会されました。
選挙などで閉会が続き、”6月”議会も8月の閉会です。
地震津波対策や生活関連の補正予算が主な審議案で、
職員の方々の給与減額の議案も可決されました。
地震津波対策に充てる目的で、
知事が20%、副知事が10%、その他3~10%の減額になります。
同様に私たち議員の報酬も自主的に10%削減することとしました。
私たちの静岡県は、
過去、東海地震対策として実に2兆円もの対策費を投じ、
それが故、防災先進県と言われるほどになりました。
しかしその静岡県でも、
今回発表された南海トラフ巨大地震対策では、
100年から150年に1度発生するとされる「レベル1」対策でも、
4,000億円もの費用が掛かるとされています。
これらを今後10年間で実施する計画です。
巨額の予算を要するからこそ、
参院選の直前に野党の妨害で見送りとなった
「災害対策特別措置法」の成案化が期待されます。
この法案が可決されれば、
例えば地方が地震津波対策に100億円出せば
国がその2倍の200億円を補てんしてくれることになります。
次期国会で可決されれば、
県の負担も軽減され、スピード感も確実に増します。
ここ最近の週末は、
各地での納涼祭にお邪魔する機会が多いのですが、
やはり海沿いの地域の方々からは
依然津波に対するご心配の声をよく聞きます。
掛川市南部の遠州灘沿いでは、
今後竜今寺川や弁財天川などの河川整備も実施されますが、
海沿いを走る県道の自転車道のかさ上げによる対策が1番の課題で、
市当局とともに県に強く要望していきたいと思っております。
今夜から「市民総代会地区集会」が再開されます。
今日が原泉、明日が粟本地区です。