現代美術に触れて

掛川★増田たかひろ★

2015年01月19日 08:26


4月の選挙に向け、猛ダッシュの日々が続いています。

議会もあり、衆院選もありましたので、

遅れを取り戻す毎日で、

選挙活動はよくマラソンに例えられますが、

走りながら、不安と葛藤しながら、

支援してくれる皆様の気持ちに救われる日々です。


そんな中、一昨日、二の丸美術館で「中村ケンゴ展」の

オープニングセレモニーがありました。

末席の会員でもある「NPO掛川の現代美術研究会」が共催です。

中村さんの作品や、山口裕美さんと共に現美の皆さんが長年続けている

様々なアーティストによる「茶器」も同時に展示されています。

会の始まる前の本の少しの時間でしたが、

作品を観させていただくと、

いつも以上に、どかか癒しや、刺激を感じる自分がいました。

よく現代美術は”分かりにくい”と言われる方もいますが、

柳澤代議士の奥様でもあり銅版画家の柳澤紀子さんからは、

「アートは背伸びせず、見たままを感じればいいのよ」と、

秘書当時から、よく教えていただいたものです。

中村さんたちの作品を観ていると、

どこかほっとする気持ちもありましたし、

体に血が巡る感じもありました。

当時、紀子夫人のお供をする中で、

作品を観てとても勇気づけられた方のお話や、

時には涙される方のお話を伺ったことがあります。

同じ作品を自分で見ても、

その時はその方と同じ感覚の域にはたどり着けませんでしたが、

現代アート、芸術には、その時々の見る人見る人に、

色んなパワーを与えるモノなのだということをいつも感じています。

夕方、美術館を出た後、お願い方々色々な会合や宴席にお邪魔しましたが、

いつも以上に元気に回れたような気がしています。

4年前、街中が美術館になればという思いを

「遠州ナビ」さんに掲載いただきましたが、

普段の生活の中に、アートが少しでも感じられる街になれば、

掛川はもっと楽しくなると思っています。