誇りある未来に向けて ~ 「子育て支援」
いよいよ県議選スタート、
終日雨の中、3地区での出陣式、街頭を終えました。
演説中、お話しさせていただいている中、
やはり、子育て支援の事は思い入れが強くあります。
子どもは宝、女性が輝き社会進出を・・・、
子育て世代には、
聞こえの良いフレーズが政治や行政の政界では踊りますが、
3人の小学生と1歳10ヵ月の子の親としても、
まだまだ子育て支援は充足していないと感じています。
認可保育園に入園希望を出しても入園できないお子さん、
いわゆる”待機児童”は、現時点で掛川市内だけでも204人、
行政の世界の言葉とは裏腹の現状です。
待機児童ゼロを目指す取り組み、
単純にお子さんを預かる園の増設になるわけですが、
そう単純には行っていないのが実情です。
国は、「子ども子育て3法」の改正により、
幼稚園の機能と保育園の機能を併せ持った
「認定こども園」の増設を目指しています。
しかし、その制度上の国の補助では、
大規模園はスムースに移行できても、
園児の数によって、収支的に経営が大変になってしまう園も少なくなく、
特に私立の、くるみさんや智光さんなどでは子ども園化への様子見が続いています。
掛川市を含め、最近、認可外保育園の設置や補助を進め、
認可されている園以外の施設での子ども達のを受け入れ
始めている自治体も少なくありません。
勿論、これらの活動は重要ですし、
国の大方針の足りないところを補うのは、
県や県議会の議員にとって重要な役割でもあります。
それと、施設や園整備と併せ、忘れてはならないのが
それを支える幼・保園で働く先生方の、
確保と処遇改善は不可欠だと思っています。
今、地方政治がやらなければならないこと、
それは数多くありますが、
子どもを産み育てる環境の改善と、
子育てを、決して負担と感じるのではなく、
かけがえのない尊い営みなのだという機運の醸成が必要です。
現役子育て世代として、
県などの行政に強く働き掛けたいと思っています。