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掛川★増田たかひろ★
増田たかひろです。

  

2012年05月27日

エコパの可能性

5月は”総会シーズン”とも言われますが、

文字通り、今週は様々な団体や組織の総会にお招きを頂き、

月曜日から23の会合にお邪魔させていただきました。

本当は会合でお会いするようではまだまだダメだとは思っているのですが、

お会いする方の人数に比例して依頼や要望も沢山承ります。

聞きっぱなしにならないよう努めていきたいと思っています。


そんな中、昨日NPO掛川市体育協会の総会がありましたが、

各競技団体の関係者から、

それぞれのスポーツを行う競技場や球場、いわゆる”場所を何とかして欲しい”

というご意見を数多く伺っています。


そこで話に上るのが、エコパです。

エコパは、先日もサッカー日本代表戦が行われたり、

メジャーな歌手のコンサートなどのビックイベントも数多く開催され、

県が指定管理をお願いしている事業者も黒字で経営をされていると聞きます。

その一方で、ソフトボールやグランドゴルフ、陸上や散策をされる方など、

いわゆる身近な使用を希望する方から使い勝手の問題を指摘されています。

勿論、双方の言い分も、エコパ側の状況も色々あるでしょうから、

1度視察を兼ねて現地で検討会を行う様、県も交えて調整をしています。

東堂先生と私に加え、袋井の渡瀬典幸県議もご一緒いただき、

掛川袋井両市の体育協会や各スポーツ関係者、

そして県の担当者とエコパの皆さんと合同での視察勉強会を近々行う予定です。


エコパは、地域の将来を考えるとき、多くの可能性を秘めたエリアだと常々思っています。

草薙に負けないような野球場を作って欲しいというご要望も承っています。

豊かな自然と広大なフィールドを生かして、

筑波学園都市のような、緑の中に大学や文化施設が集積する、

地域の中心的なエリアになる可能性もあると思っています。

皆さんに、夢を与えられるような、そんなエコパになればと願っています。


  


Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 09:06Comments(0)

2012年05月20日

自衛隊第12旅団を訪問して

この週末は、ミニ県政報告会を行わせていただいたり、

それぞれの地域の会合にお邪魔させていただきました。


振り返ると、連休明けの先週から今週は行事が多く、

あっという間の2週間だった気がします。

そんな中、先日の火曜水曜と視察にお邪魔した

陸上自衛隊第12旅団での体験やお話が脳裏から離れないでいます。

群馬県の高崎市にある12旅団は、万が一東海地震が発災した場合、

私たちの掛川市を始め、袋井や菊川などの近隣地域の救援を受け持って下さいます。

発災後約2時間で先遣隊が到着し、エコパを拠点に救援活動を展開していただく計画なのですが、

問題点や課題はないのか、受け入れる掛川市への要望がないのか、

事前の視察を兼ねて様々な意見を伺ってきました。


その折、夜の懇親会でお向かいでご一緒させていただいた

國友幕僚長のお話が頭から離れないでいます。

幕僚長は、東日本大震災発災時、いち早く隊員を率いて現場に駆けつけ、

震災直後の混乱の中、現場で約950名の隊員の陣頭指揮をとられました。

そして、宮城県で救援活動をしているさなかに津波が押し寄せて来たのだそうです。

―「その時隊員はどうなったと思います?」―会話の最中の突然の質問に、

恥ずかしながら「逃げるんではないんですか?」と軽率にも答えてしまいました。

「その時、隊員は身動き一つせず固まってしまったんです。 ・・・

そして私の指示を待つべく、私を凝視するんです。」

思いがけない答えに言葉が詰まってしまいました。

小考し、「・・・それで・・・、幕僚長はどうされたんですか?」

「津波から逃げ惑う人達の方に向かって、

『 ”行け―!!” 』と、『あの人達を助けに行くぞー!!』と、叫びながら指示を出しました。・・・」

・・・。

このお話を皮切りに、この後、凄まじいほどの現場での体験談を伺い、

ただただ胸が詰まる思いばかりしていました。


この國友幕僚長率いる第12旅団950名の隊員によって、

約4,700名の方々の命が救われました。

隊員の中には、自らも津波に流されながら8名の方々を救い出した隊員もいらっしゃったそうです。


東日本大震災では、陸海空の自衛隊員によって約19,000名もの方々が救済されたと言われています。

あの震災の現場では、言葉に尽くせない様々な出来事があったのだと思います。

改めて今の自分は何をすべきで、何が出来るのか。

問い質さずにはいられない体験談でした。




  


Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 21:39Comments(0)

2012年05月14日

市民の力

昨日の日曜日、大東で行われた県内学童少年野球大会にお邪魔しました。

県内各地から訪れた小学生野球少年の大会です。

低学年の小さな子供も少し大きめなユニフォームを着て、

甲子園さながらの入場行進と開会式でした。

前年度の優勝が”横須賀ベースボールクラブ”!

今年も20日の決勝目指して熱戦が繰り広げられます。


帰路、大須賀で用事がありましたので車を走らせると、

河川敷や道路脇で、地域の皆様がボランティアで草刈りや清掃をして下さってました。

皆さんの地元でも、ドブさらいやゴミ拾い、河川敷の草刈りなど

様々なボランティアの要請があると思います。

掛川市民は、こういったボランティア活動に

とても熱心に皆さんが参加いただいている地域だと思います。

ですが一方で、行政改革の名の下、

市や県の予算が削られ、本来は行政がすべき仕事がままならなくなり、

そのシワ寄せが地域住民に”ボランティア”という善意にすがらざるを得ない現実があります。

どこで線引きをするのか、どこまでを行政の仕事とするのかは議論を要しますが、

言えることは、市民の協力なくしては今日の地域自治は成り立たたなくなってしまっているという現実です。

その皆さんから、草刈りをするところに危険な個所があったり、

木陰など休憩する所もないなど、苦情や要望を伺っています。

こういった皆さんの声に応えることは行政や私たちの”義務”だと思っています。  


Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 09:10Comments(0)

2012年05月11日

倉真駐在所 竣工式


倉真にある駐在所が新しくなり、今日竣工式が行われました。

静岡県警本部の安本地域部長さん、

掛川警察署長さんを始め警察関係者はもちろん、

地元倉真の皆さんも大勢詰めかけ、とても盛大な竣工式でした。

式典中、倉真小学校の杉村さんと高橋さんが作詞した倉真の歌、

「くらみって いいな」を6年生の皆さんが歌ってくれました。

”夏の緑、秋のもみじ”といった自然豊かな倉真を象徴する素晴らしい歌でした。

倉真は温泉も有名ですし、自然の素晴らしさは言うに及びません。

そして、この程開通した新東名のパーキングエリアによって、

将来的にも、より魅力的な所になることが期待されています。


今日も感じたのですが、倉真の良さは地域の皆さんのまとまりだと思います。

昨日の大須賀の観光協会さんの皆さんにも共通することだと思いますが、

地域を良くしようとする皆さんの力は、何よりも代えがたい財産なのだと、

その影響力は予算などとは比較にならない計り知れないものがあるのだと思います。


今年度も倉真では、地域の皆さんのご協力によって、

焼津森線などの県道改良工事が進められる予定です。

PA周辺整備を進め、1日でも早くスマートインターの開設にも結び付けなければなりませんし、

それらによって周辺地域の一層の発展が期待されています。





  


Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 22:54Comments(0)

2012年05月07日

日本食とパン


連休中の新聞に、”家計の支出 パンがコメ逆転”という、

気になる記事がありました。

これは2011年の一般家庭の食料品への支出額の調査結果で、

初めてパンがコメを逆転したというものです。

一方、コメの購入量自体の減少と、高齢化や共働き世帯の増加により

総菜や弁当などの調理済みの食品の比重が上昇しているという総務省の調査結果です。


以前は、「お米100kg、お茶2kg」と言われた時代もありましたが、

日本人の食生活の変化は著しくなっていると言わざるを得ません。

今日も市内のお茶工場を伺いながら、

高級茶の伸び悩みや、お茶の消費自体が減少している現実を伺いました。

勿論市場改革や直接販売の必要性もあります。

そしてお茶の需要そのものの底上げも不可欠だと思います。

掛川を象徴するお茶です。

分析力と着眼力と、そして実行力が必要だと強く感じた1日でした。




  


Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 22:19Comments(0)

2012年05月03日

掛川茶の新茶

八十八夜の一昨日と昨日、

市内の茶工場を少しでしたが新茶のご挨拶に伺いました。

今年のお茶は、生産者の皆様の技術と努力、そして天候にも恵まれ、

近年にない素晴らしいお茶が出来ているとの声を多く聞きます。

しかし、残念ながら肝心の相場の方は、

それに見合った高値で取引されているとは決して言えないようです。

中には昨年のスタート時より1000円安で始まり、

この数日間で一気に下がってしまっているところもあります。

品薄の茶商さんが多いと言われる中、

静岡より早く新茶が始まる鹿児島など九州産がかなり買われたようで、

掛川茶などになかなか高値がつかないのだという様子を伺いました。

残念ながら、茶業界のガリバーである島田のハラダ製茶社長さんの

上級高級茶の高値推移は難しいとの新聞報道は、

現在の市場状況を物語っているのかもしれません。

美味しいお茶を安く提供されることは消費者には歓迎すべき事だと思いますが、

その分生産者の収入は減少しますので、

今年も、早くもお茶の生産を止めようと考えている方々のお話を多く聞きました。

お茶の振興策は数多あると思います。

消費拡大宣伝、安心安全のアピールは勿論のこと、

生産、商工、仲介業者それぞれの要望もあります。

政治や行政に何ができるのか、何がベストの支援策なのか、

明快な答えを見つけられないでいます。

生産効率を高める乗用茶刈機用の平坦な基盤整備や、

複雑化した茶園の所有権の整理も有効だとは思います。

もう少し現場を回って、実情を勉強しなければと思っています。


そんな中、若者のお茶離れも言われていますが、

吉岡さんのイメージソングや茶神ハチジュウハチヤーの応援は、

茶業界にとって、とてもありがたいことだと思います。

給食でのお茶の常用なども考えてみてはとの意見もあります。

先ずは私たち掛川市民から、進んで掛川のお茶を飲むようにしたいものです。
  


Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 10:36Comments(0)