掛川の未来を考える★増田たかひろ★活動日記

県の出先機関で、中遠農林事務所というものがあります。

農業の生産から基盤整備など、農に関わる県行政を受け持ちます。
担当するエリアは御前崎市から西は天竜川までです。

事務所は磐田の総合庁舎内、パスポートの発券をする建物の上にあります。

先日、私達議員側から申し込み、所長さん以下14名の県職の方々と管内の主要な事業現場視察を行いました。

掛川道の駅周辺の農道整備、日坂の地滑り、菊川の棚田、南部側の浄化槽、防災林の松食いムシ対策、大須賀のとうもんの里、農業用水事業などなど、十数ヵ所、課題や対策を相談しながら回りました。

残念ながら政権交代によって、ここ数年、国・地方とも農業予算は激減しています。その分戸別所得補償に回しているのが現状です。

ですが、何よりも私達の食の安全・安心を支えてくれているのが農業であり、また同時に、治山治水・環境や景観の保全などの多面的機能も担ってくれています。特に掛川を始めとする中東遠地域では、農業を大切にして行かなければならないと思っています。

中遠農林の方々は、仕事は勿論のこと、休みの日でも棚田保全活動や草刈りなど積極的に活動して下さる方が多く、頭が下がる思いです。
予算削減に歯止めが掛からない中、「農業を頼みます」とよく言われます。

地域の農業関係者は勿論、善き理解者である県の皆さんの応援者でもありたいと思っています。