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掛川★増田たかひろ★
増田たかひろです。

2011年09月07日

世界遺産後の知床

先週の3日間、世界遺産にも登録された北海道の知床半島を、同じ会派の新人議員で視察してきました。

世界遺産に登録されたとはいえ、恩恵ばかりではない知床の事情を垣間見た3日間でした。

羅臼を始め近隣地域は、世界遺産登録後、1年位は観光客が増加し賑わったそうなのですが、近年は余り振るわず、登録前より落ち込んでいるのが現状だそうです。

羅臼町長さんからは、登録までの10年余りに及ぶ苦難の道のりは、諸々の規制を受けざるを得ない内実、漁業と環境保護など、様々な困難があられたお話を伺いました。

環境省の出先機関の方からは、登録までの苦労以上に登録後の大変さを伺いました。

今、静岡県では、川勝知事を先頭に富士山の世界文化遺産への登録を目指し、活動を始めています。

自然遺産を目指すのか、山梨県側との折り合いはどうするのか、紆余曲折を経ながらですが、世界遺産登録によるメリット・デメリットもありますので、地元でも様々な論議があるそうです。

同期の富士市選出の鈴木県議は、大学での環境の専門家でもあって、開発行為の制限など、登録後に被る規制と現実との問題点など、色々詳しく教えてくれます。

登録も大事ですが、ゴミの不法投棄を無くしたり、環境に優しい地域作りを進めたり、地元の皆さんのためになる世界遺産登録にしなければならないと思っています。




Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 18:17│Comments(0)
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