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掛川★増田たかひろ★
増田たかひろです。

2013年03月31日

TPP勉強会


先週、2月県議会が閉会となり、

今週は地元での活動の日々です。

菊浜と今沢地区での津波避難タワーの竣工式、

商工会議所総会、老人クラブ(これからはシニアクラブです。)の会合、

曽我地区の梅橋線の起工式、東遠地区聖苑の竣工式などに

お邪魔させていただきました。


そんな中、昨日の午後、静岡でTPPの勉強会がありました。

自民党主催の勉強会で、

衆議院議員の葉梨康弘先生のお話を伺いました。

葉梨先生は茨城県選出、

自民党TPP対策委員会事務局次長を務めておられます。


TPPに関しては、様々な意見があるのは言うまでもありません。

推進しようとする経済界、反対する農業・医療団体、

外交政策としても考えや思いは色々だと思います。

仮に聖域なき関税撤廃が行われてしまうと、

農業で生き残れるのは、

一部のお米と一部の和牛しかないとまで言われています。

関税自主権が全て失われるのではなく、聖域の確保が担保されたとして

安倍総理が交渉参加に踏み切ったのだと思いますが、

その交渉内容は、原則秘密主義で、

情報の少なさがより不安感や反発をあおっているとも言われています。

このTPPは、あくまで包括的外交交渉ですので、

個人的には、

個別のEPAやFTAでいいのではないかとの思いが最初からありますが、

今日のお話では、海外で展開する日本企業が

対中国貿易にほとほと疲れてしまい、

その打開策としての

対米貿易を意識したTPPという選択肢との説明がありました。

しかし500兆円もの日本のGDPにおいて、

TPPの経済効果はプラスで3兆円、

農業の損出で2.9兆円と言われる現状からも、

国民皆保険崩壊の危険性や紛争が予想されるISD条項など

懸念材料はまだ多く、

TPPの必要性がすっきりと理解は出来ず仕舞いでした。

TPPがやって来ようが、強い農業を打ち立てて

世界と勝負してみせると意気込む農業生産者もいます。

独自の高い技術とサービスで外国には絶対負けないと

努力されている方も地元には多くいらっしゃいます。

今後、交渉方法、内容の情報公開などの

仕組み作りも進めるとのことでしたが、

議論をよりオープンにして、しっかりとした理解が得られなければ、

国益も党への信用も失うことにつながりかねません。

継続して注視して行かなければと思っています。


今日は消防団の入退団式、地域の会合、

高天神の例大祭、スポーツクラブの会合、

市議選の応援などにお邪魔して来ます。








Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 08:16│Comments(0)
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