2013年04月15日
新茶初取引
今朝、JA遠州夢咲・掛川のそれぞれの茶市場で、
新茶初取引が行われました。
夢咲さんはAM6:30から菊川のサエリアです。
新緑が美しい、まるで絵画のような茶畑の中を走ります。
冬場から生産者の皆様が端正に手入れされている証です。
AM7:30からの掛川には昨年を上回る15点500kgが上場されました。
例年以上に品質は高いとのことです。
県議会では、
3月に新年度予算を可決させていただきましたが、
国の政権交代による政策の転換で、
2月の補正予算、そして新年度予算とも、
農業基盤整備予算が大幅に増額されました。
県の農業基盤整備予算は1年で約80億円位なのですが、
2月補正だけでも100億円が計上されました。
中遠農林事務所でも、所長さん曰く
「職員の手が足りないほどの予算」です。
しかし、地元を回っていると、
「発酵茶や世界お茶祭りもいいが、もっと地元の茶業を何とかして欲しい」
そんなお叱りに近い声をよく伺います。
お茶を心配する行政や政治関係者は多いのですが、
しなければならないことが多すぎて、
何からどういう手順で対策をするか、
統一性が欠けてしまっている嫌いがあると思っています。
先ずは宣伝、
子供たちなど若年層への普及も大切です。
昨年の掛川での全国お茶祭りや、
今年登録が期待される茶草場農法の世界農業遺産登録など、
いい気運をお茶の商いにも繋げられるようにしなければいけません。
凍霜害、風評被害と
立て続けにダメージを受けている近年の茶業界です。
今年度、希望して県の産業委員会へ配属される予定ですので、
県行政として何が出来るのか、
現場の声を聞きながら探求して行きたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 09:15│Comments(0)