2015年04月08日
誇りある未来に向けて ~ 津波対策
3.11から3年半余り、
昨年秋から、掛川市沿岸部では
全国でも画期的な海岸防災林のかさ上げによる
”緑の防潮堤”による津波対策事業が始まりました。
海、砂浜、そして自転車道の北側にある海岸防災林、
いわゆる砂防林の枯れた松を県が伐採し、
そこに市が、レベル2津波の高さ以上に土を運び盛り土し、
再び県が松などを植林、
そのさらに北側の斜面に市民協働で命の森づくりを行うという事業です。

(”命の森づくり”で松井市長、宮脇先生と)
大東・大須賀の沿岸部は約9.5km、
全域で行うには今のところ15~20年計画ですが、
国にも働きかけ、1年でも早く
津波からの不安を払しょくしなければなりません。
津波対策では、宮城県で始まった「千年希望の森」計画も有名ですが、
この掛川モデルの手法も画期的で、
予算確保と民有地対応、
そしてスポーツ公園などの整備も進めるべきと考えます。
今選挙中でも、やはり沿岸地域の皆様からは、
今尚消えぬ津波への不安が大きいことを感じています。
勿論、河川の加口は未だレベル1津波対応のままで、
沿岸部同様のレベル2対策が必要です。
先ず、住んでいる皆様に安心してもらえる沿岸を取り戻すこと、
そして、海は美しく、楽しく、開放的な素晴らしいものだと、
誰もが当たり前に感じられる海を取り戻すことが必要です。
そうすることが、豊かな海を頂く沿岸地域の
豊かな未来へとつながる道なのだと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at 23:11│Comments(0)