2013年08月25日
「掛川本陣通り」 開店
連雀商店街の旧駐車場跡地に、
各地の名産や美味しいものを取り揃えた屋台村、
「掛川本陣通り」が開店されました。
JC始め若手経営者の皆さんの熱意と行動力が、
市と地域を動かした街興しプロジェクトのスタートです。
出店された厳選11店はさすがにどれもレベルが高く、
しかも価格も手頃。
今日のオープニングには女性や子供も多く、
テイクアウトも出来ますので、
忙しい奥様方にとっても魅力的だと思います。
メンバーが考案した、
水で抽出した高級掛川茶で割った「掛川割り」も評判です。
また一つ、掛川の新しい名物エリアの誕生です。
とっても気軽に立ち寄れる雰囲気ですので、
皆さんもお気軽に是非!
■遠州、掛川、袋井、磐田のニッチなグルメ情報を地元タウン誌編集者が徹底取材したサイト。
掲載件数500店、遠州グルメナビ→http://ennavi.hamazo.tv/
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23:24
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2013年08月17日
障害者福祉のこれから
お盆を過ぎても、まだまだ暑い日が続いています。
ここしばらくは各地区での夏祭り巡りが多いのですが、
一昨日は戦没者追悼式典、
昨晩は倉真地区での市民総代会に。
いずれも参加者皆様の思いのこもった会でした。
今日は掛川市身体障害者福祉協会の支部で、
県政報告を依頼されてのミニ講演。
国・県・市の福祉政策等に付いてお話をさせていただきましたが、
ご参加いただいた方々もお気軽に聞いていただいて、
素朴なご意見やご相談も伺う事が出来ました。
障害者福祉につきましては、
近年国の法改正などが続き、
現場での戸惑いの声をよく聞きます。
誰にでも平等な福祉サービス、
そして地域社会と共生しての自立した生活、
今は理想の実現に向けた過渡期だとも思いますが、
少しでも環境が改善されるよう、
理解者を増やすことからだと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
18:18
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2013年08月05日
6月定例会を終えて
県議会6月定例会が先週末の8/2に閉会されました。
選挙などで閉会が続き、”6月”議会も8月の閉会です。
地震津波対策や生活関連の補正予算が主な審議案で、
職員の方々の給与減額の議案も可決されました。
地震津波対策に充てる目的で、
知事が20%、副知事が10%、その他3~10%の減額になります。
同様に私たち議員の報酬も自主的に10%削減することとしました。
私たちの静岡県は、
過去、東海地震対策として実に2兆円もの対策費を投じ、
それが故、防災先進県と言われるほどになりました。
しかしその静岡県でも、
今回発表された南海トラフ巨大地震対策では、
100年から150年に1度発生するとされる「レベル1」対策でも、
4,000億円もの費用が掛かるとされています。
これらを今後10年間で実施する計画です。
巨額の予算を要するからこそ、
参院選の直前に野党の妨害で見送りとなった
「災害対策特別措置法」の成案化が期待されます。
この法案が可決されれば、
例えば地方が地震津波対策に100億円出せば
国がその2倍の200億円を補てんしてくれることになります。
次期国会で可決されれば、
県の負担も軽減され、スピード感も確実に増します。
ここ最近の週末は、
各地での納涼祭にお邪魔する機会が多いのですが、
やはり海沿いの地域の方々からは
依然津波に対するご心配の声をよく聞きます。
掛川市南部の遠州灘沿いでは、
今後竜今寺川や弁財天川などの河川整備も実施されますが、
海沿いを走る県道の自転車道のかさ上げによる対策が1番の課題で、
市当局とともに県に強く要望していきたいと思っております。
今夜から「市民総代会地区集会」が再開されます。
今日が原泉、明日が粟本地区です。
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09:48
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2013年07月21日
参院選を終えて
長く暑かった参院選が終わろうとしています。
自民公明の与党が過半数を獲得し、
衆参の”ねじれ”が解消されます。
昨年暮れの衆議院選挙に始まり、4月の市長市議選、
6月の知事選、そして今回の参院選と、
この7か月余り続いた選挙活動もようやく一区切りです。
結果を受け、高揚感もあってしかるべきなのでしょうが、
個人的には一種複雑な、様々な思いが去来しています。
勿論、
日頃お世話になっている皆様にとてつもないご迷惑を掛けてしまった
知事選以来続いている複雑な思いもあるのかもしれません。
立候補者の政策や資質や言葉の力は関係なく、
その時の”風”によってのみで当落が決してしまう
今の国政選挙の理不尽さに対する冷めた見方もあるのかも知れません。
地方議会の議員にならせていただいて2年余り、
折り返し地点を迎え、改めて
「政治って何だろう」、
「県議って何だろう」と、
議員の理想像を、
自らに問い詰める日々が続いていることとも重なっているのかもしれません。
いずれにせよ、この選挙結果を受け
この国は大きく動き始めることが予想されます。
それはバラ色の事ばかりではなく、
国として国民として、
突き詰められることや決断されてしまう事が増えてくるのだと思っています。
それは同時に、
貧富は勿論のこと、地域間や世代間など、
様々な格差が広がってしまう可能性も秘めているのだとも感じています。
それは、全てがいいことばかりでは立ち行かない、
人口減少が始まった国では止むを得ない事だとの指摘もあります。
今後この国は、
負担の増加とその公平化を担保した上での成長戦略という、
他の先進国や諸外国が体験したこともない
壮大な社会実験を始めるようなものだと思います。
その中で生じるであろう地方の細かな歪みに、
私たち地方の議会と行政は、
抜かりなく対応しなければならないのは当然です。
幸い、この参院選で、
何の財政的な担保や政策的な理詰めの説明もなく、
ただ耳触りのいい、文字通りバラ色の事ばかり喧伝し続けていた政党に
恐らく議席が与えられないであろうという国民の審判に、
最低限の安堵感を抱いたのは私だけではないと信じています。
休会していた県議会は明日から6月定例会の本会議です。
地域を代表する県議会議員として、
自らの職責は目一杯果たしたいと思っています。
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23:52
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2013年06月29日
県議会6月定例会開会
昨日、県議会6月定例会が開会されました。
補欠選挙で当選された新人県議5名の紹介の後、
再選を果たした知事の所信表明が行われました。
知事選で対立候補を立てながら、
現職に108万もの支持が与えられた今、
知事との対峙の仕方を含め、
県民から何が議会に求められているのか、
変えるべきは変える必要性を感じながら聞きました。
議案もさることながら、
その前日に公表された「第4次地震被害想定」に対応する
「地震・津波対策アクションプログラム2013」が今の最大の争点です。
100年に一度の発生を想定するレベル1、
1000年に1度を想定するレベル2に分けての被害想定では、
最悪のケースで10万5千人が犠牲になるとしています。
県では、今後の10年間で約4千億円を投じ、
先ずレベル1対策を進めるとしています。
津波が心配される遠州灘沿岸では、
民間企業からの巨額の寄付を得た浜松市など天竜川西側では
レベル2にも対応するほどの防潮堤整備が進められようとしていますが、
天竜川以東では、レベル1には概ね対応済みとのことで、
目立った対策は明記されはいません。
別の角度から見ればそれだけ安心という事にもなりますが、
松井掛川市長始め近隣市からは、
沿岸を走る自転車道のかさ上げなど、
レベル2にも対応する万全な対策を求める声が上がっています。
そこで、私達御前崎市から磐田市までの
沿岸地域選出の自民系議員有志6名で、
議会閉会後、早速担当の森山副知事を訪ね、
交通基盤部と危機管理部も合わせて
さらなる対策を要望させていただきました。
県当局からは、
来月3日にも予定されている近隣市との会議を皮切りに、
今後、意見交換やさらなる研究も含め対応する旨のお話を頂きました。
財源にも限りがあるのは勿論ですが、
県民の命にかかわる話ですので、
沿岸の皆様が安心感を抱いていただけるよう
しっかりとした対策を求めて行きたいと思っています。
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23:39
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2013年06月05日
掛川市南部体育館 着工
知事選、知事選の毎日が続いています。
遊説カーに乗ったり、
街頭演説、各方面へのアプローチ・・・、
投票率の低下がすでに懸念されていますが、
大事な選挙ですので、
少しでも多くの方に関心を持っていただきたいと思います。
選挙の最中ですが、
市でも様々な動きがあります。
「茶草場」の世界農業遺産登録という、
嬉しいニュースもありました。
個人的は、
掛川市都市計画審議会の委員を委嘱されました。
市の将来計画にも関わることですので、
お役にたてるよう努めていきたいと思っています。
昨日は、大渕地区で
南部体育館(仮称)の起工式が行われました。
3.11以降、耐震化不安から使用が見合されていた
大東・大須賀の体育館を統合して、防災機能も兼ね備えた
市南部地域のスポーツの拠点となります。
総工費は、本体建築費10億円を含む約14億円です。
バレーボールやバスケなど
屋内スポーツ愛好者の皆様には、
永らくご不便をおかけしていますので、
来春の開館が待ち望まれます。
あとは、名前、ネーミングです。
今のところ(仮称)となっておりますので、
当時の、静岡県立総合運動競技場という、
全くもって行政的内向きな名前から、
広瀬イチローさんの発案で「エコパ」と命名されたように、
地域内外の方から親しまれやすい名前で
利用されやすい施設になってもらいたいと思います。
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09:17
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2013年05月28日
間もなく知事選
知事選の告示も間もなくに迫り、
自民党静岡県連が推薦した
広瀬イチロー立候補予定者の支援の日々が続いています。
広瀬さんへの支援のお願いをしていると、
県に対する様々なご意見も伺います。
まだまだ知られていないことも多く、
改めて、 県の仕事への理解を深めていただく
活動の必要性も感じながらの日々です。
昨晩は、
掛川市農協さんに農政対策協議会を開催していただき、
JA静岡経済連に引き続いてご推薦いただきました。
その後は一路御前崎市の佐倉公民館へ。
先輩県議の藪田先生の報告会、
広瀬さんを車で送りながらの参加です。
石川嘉延前静岡県知事も
広瀬さんの応援のために駆けつけて下さいました。
知事当時からお二人の親交は深く、
エコパの名付け親は広瀬さんだということも伺いました。
私たちも普段からお世話になっている
石川さんの推薦は何よりの信用保証効果があります。
石川さんの話は、
その知識の豊富さ、
全体を見渡す俯瞰力、
いつ聞いても説得力があります。
石川前知事という力強い後ろ盾もいただきました。
残り2週間余りですが、
少しでも県の実情と私たちの政策を知ってもらうために
頑張って行きたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
13:39
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2013年05月19日
産業委員会
暑かったり寒かったり、
いつもとは違う天気が続いています。
県議会は、一昨日の17日、
臨時議会が開催され、
私たち自民党会派からの正副議長の他、
新年度の議会人事が確定いたしました。
議員にならせていただき3年目を迎え、
本年度は、産業委員会への配属が決まりました。
県議会には7つの常任委員会があります。
総務・企画文化観光・産業・建設・厚生・くらし環境・文教警察です。
1年目は福祉を学びたくて厚生、
2年目は予算や人事など所管する総務、
そして今年は産業です。
他の議員の話を聞くと、
余り希望通りの配属とはいかないようですが、
個人的にはほぼ希望した委員会への配属が叶っています。
ですが昨年同様、
質問に専念できる一般委員ではなく
筆頭副委員長というのだけは予想外でした。
選挙の時から関心のある教育行政の事は、
今でもライフワークのように日々思っておりますが、
この2年でその細部を学べば学ぶほど、
教育行政の奥深さを強く感じています。
しっかり勉強して、1期目の最終年度の来年に
文教警察委員会に入れたらと思っています。
産業委員会を希望したのは、
農業や中小企業支援を
しっかりと勉強したいと思ったからです。
掛川のみならず、
中東遠地区を始め静岡県は、
自然も豊かで、
一次産業の盛んな地域です。
しかし、
お茶を始めとする農業を取り巻く環境は、
年を追う毎に厳しさを増しています。
地域の産業や雇用を支えていただいている
中小企業の皆さんの現状も同じです。
確かに「アベノミクス」の高揚感はありますが、
実態経済の数値は、
その恩恵を受け始めたとは言い難い実情があります。
議会や行政にはどんなことが求められているのか、
地域の活気を与える産業支援に、
政治や行政は何が出来るのか、
ひたむきに研究したいと思っています。
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23:28
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2013年05月06日
広瀬イチロー県知事候補
爽やかな好天が続いたGWも今日で最後となりました。
連休というものに無縁の政治の世界ですから、
今年も休みらしい休みもなく、
主には知事選関連の日々が続きました。
街頭演説や集会などを通じ、
私たち自民党が推薦する
「広瀬イチロー」さんのアピールの日々です。
今夜も19:00から会合があります。
広瀬さんは昭和30年生まれの57歳、
三島で生まれ、沼津、焼津と移り住み、
幼稚園3つ、小学校3校を経て
東大法学部から電通に入社、
2002年のワールドカップでは
日本招致活動の中心人物でした。
その後環境政策やスポーツ研究など、
幅広く学ばれて、今回の知事選に挑まれています。
名門藤枝東高サッカー部だけあって、
お会いした瞬間から、
礼儀正しさやスポーツマンらしい清々しさを感じる方です。
勿論、相手は知名度抜群の現職知事さんです。
とてもとても大変な挑戦ではありますが、
出来ないことは言わない、
約束は必ず果たす、
何よりも、理想論ではなく
一般の市民感情の温度を理解していただける、
そんな広瀬さんとともに、
6/16まで走って行きたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
18:10
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2013年04月28日
農業の大切さ 農業の難しさ
市町市議選が終わり、世の中はGWに突入です。
この1週間、月曜日には浜岡原発の7回目となる視察、
木金と自衛隊富士学校への体験入隊、
その他の会合や知事選に向けた活動も増えてきました。
今日の午前中は5/1に開院される新病院隣接地に完成した
小笠掛川薬剤師会によるセンター薬局の竣工式、
午後地域の会合2つを終え、その後
新茶最盛期を迎えたお茶工場を回ってきました。
一昨年の凍霜害、昨年の原発風評被害と、
立て続けに不運に見舞われていた茶業界にとって、
”今年こそは”と迎えた今年の新茶でした。
しかしながら、丁度選挙の近辺からの低温等の影響により、
お茶が採れる収量の減少や相場の低迷と、
期待とは裏腹のかなり厳しい現状です。
通常農産物などは、
気象条件が悪く収量が少ないと価格も高騰するものですが、
お茶の流通市場は難しく、
早場と言われる九州産の状況や
茶商さんの在庫量などにも影響されるため、
開けてみないと解らないと言われています。
各地の生産者の方の悲痛なお話を伺っていると、
何とも言えない思いがしてきます。
お茶を始めとする農業生産者の皆様によって、
食の安心安全は勿論、
水の涵養や美しい自然、
世界に誇るべき里山が守られています。
農業に対して何が出来るのか、
お茶の皆さんに何をすべきなのか、
想いを強くする1日となりました。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
20:51
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2013年04月15日
新茶初取引
今朝、JA遠州夢咲・掛川のそれぞれの茶市場で、
新茶初取引が行われました。
夢咲さんはAM6:30から菊川のサエリアです。
新緑が美しい、まるで絵画のような茶畑の中を走ります。
冬場から生産者の皆様が端正に手入れされている証です。
AM7:30からの掛川には昨年を上回る15点500kgが上場されました。
例年以上に品質は高いとのことです。
県議会では、
3月に新年度予算を可決させていただきましたが、
国の政権交代による政策の転換で、
2月の補正予算、そして新年度予算とも、
農業基盤整備予算が大幅に増額されました。
県の農業基盤整備予算は1年で約80億円位なのですが、
2月補正だけでも100億円が計上されました。
中遠農林事務所でも、所長さん曰く
「職員の手が足りないほどの予算」です。
しかし、地元を回っていると、
「発酵茶や世界お茶祭りもいいが、もっと地元の茶業を何とかして欲しい」
そんなお叱りに近い声をよく伺います。
お茶を心配する行政や政治関係者は多いのですが、
しなければならないことが多すぎて、
何からどういう手順で対策をするか、
統一性が欠けてしまっている嫌いがあると思っています。
先ずは宣伝、
子供たちなど若年層への普及も大切です。
昨年の掛川での全国お茶祭りや、
今年登録が期待される茶草場農法の世界農業遺産登録など、
いい気運をお茶の商いにも繋げられるようにしなければいけません。
凍霜害、風評被害と
立て続けにダメージを受けている近年の茶業界です。
今年度、希望して県の産業委員会へ配属される予定ですので、
県行政として何が出来るのか、
現場の声を聞きながら探求して行きたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
09:15
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2013年04月13日
掛川市長・市議選
いよいよ明日から
掛川市の市長・市議選が始まります。
この数日間、
各陣営とも、最後の追い込みと、
明日からの準備に余念がありません。
選挙を控えた皆さんにお会いしていると、
ついつい2年前の自分の選挙の時の事が頭をよぎります。
不安と孤独感を抱えながらの始まりから、
応援して下さる方が一人また一人と増え、
応援していただけることが本当に嬉しくて、
最後の方には、
自分のためというより、
応援して下さってるい皆さんのために結果を出したいと、
そう思いながらの日々だったのを思い出します。
掛川市にとって、合併してからのこの8年間は、
合併時の約束を果たすことに
多くを費やした8年だったと思います。
5/1に開院する新病院や、
南北を結ぶ道路整備に巨費を投じたのもその表れです。
今回の選挙で選ばれる皆さんの任期中に、
節目である合併10年を迎えます。
それまでに成し遂げなければならない事業、
そして、
その後の掛川市の将来ビジョンを描く仕事もあります。
今まで以上に大事な選挙だと思います。
多くの皆さんに関心を持っていただき、
良い結果が出ればと願っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
23:48
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2013年03月31日
TPP勉強会
先週、2月県議会が閉会となり、
今週は地元での活動の日々です。
菊浜と今沢地区での津波避難タワーの竣工式、
商工会議所総会、老人クラブ(これからはシニアクラブです。)の会合、
曽我地区の梅橋線の起工式、東遠地区聖苑の竣工式などに
お邪魔させていただきました。
そんな中、昨日の午後、静岡でTPPの勉強会がありました。
自民党主催の勉強会で、
衆議院議員の葉梨康弘先生のお話を伺いました。
葉梨先生は茨城県選出、
自民党TPP対策委員会事務局次長を務めておられます。
TPPに関しては、様々な意見があるのは言うまでもありません。
推進しようとする経済界、反対する農業・医療団体、
外交政策としても考えや思いは色々だと思います。
仮に聖域なき関税撤廃が行われてしまうと、
農業で生き残れるのは、
一部のお米と一部の和牛しかないとまで言われています。
関税自主権が全て失われるのではなく、聖域の確保が担保されたとして
安倍総理が交渉参加に踏み切ったのだと思いますが、
その交渉内容は、原則秘密主義で、
情報の少なさがより不安感や反発をあおっているとも言われています。
このTPPは、あくまで包括的外交交渉ですので、
個人的には、
個別のEPAやFTAでいいのではないかとの思いが最初からありますが、
今日のお話では、海外で展開する日本企業が
対中国貿易にほとほと疲れてしまい、
その打開策としての
対米貿易を意識したTPPという選択肢との説明がありました。
しかし500兆円もの日本のGDPにおいて、
TPPの経済効果はプラスで3兆円、
農業の損出で2.9兆円と言われる現状からも、
国民皆保険崩壊の危険性や紛争が予想されるISD条項など
懸念材料はまだ多く、
TPPの必要性がすっきりと理解は出来ず仕舞いでした。
TPPがやって来ようが、強い農業を打ち立てて
世界と勝負してみせると意気込む農業生産者もいます。
独自の高い技術とサービスで外国には絶対負けないと
努力されている方も地元には多くいらっしゃいます。
今後、交渉方法、内容の情報公開などの
仕組み作りも進めるとのことでしたが、
議論をよりオープンにして、しっかりとした理解が得られなければ、
国益も党への信用も失うことにつながりかねません。
継続して注視して行かなければと思っています。
今日は消防団の入退団式、地域の会合、
高天神の例大祭、スポーツクラブの会合、
市議選の応援などにお邪魔して来ます。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
08:16
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2013年03月20日
県議会2月定例会閉会
県議会2月定例会は、
新年度予算案や関連法案を全て可決し、
昨日閉会となりました。
H25年度当初予算は、一般会計で1兆1391億円、
特別会計を含めた総額は1兆6258億円にもなります。
2月議会は予算審議がありますので、会期も4定例会中最も長くなります。
2/21の開会以降、議会に加え地元でも行事の多い時期なのですが、
今年は4月の市議・市長選に向けた会合も多く、
昨年以上に慌ただしい毎日でした。
成立した新年度予算は、
依然厳しい財政状況ではありますが、
今までの地震津波対策、雇用、少子化、エネルギー、内陸フロンティアに、
富士山の後世への継承を加えた重点施策と総合計画の推進、
自立を支える行政運営の実現を目指した3大方針が掲げられています。
掛川市に関連する主なものには、
地震津波対策費をはじめ、
現市民病院跡地に建設予定の県立特別支援学校の予算や、
原谷・原泉・伊達方局に未整備の
光ファイバー網整備費なども含まれています。
光ファイバーに関しては、市・県のご担当の方も大変熱心で、
お蔭で掛川市内全域で整備されることになります。
選挙の時のリーフレットにも掲げさせていただいたものですので、
良かったと思っています。
同じように嬉しかったのが、
前年度配属された厚生委員会で質問させていただいた
「軽度・中等度難聴児補聴器購入費助成」が、
予算に盛り込まれたことです。
最初、お世話になっている地元の開業医の先生にこのお話を伺い、
県立総合病院の高木先生を紹介していただきました。
県総に高木先生を訪ね、
難聴の子供たちの現状を教えていただいたり、
新生児スクリーニング室などの施設も見学させていただきました。
何度も高木先生とメールのやり取りをしながら、
それらをもとに委員会で質問させていただいたのを思い出します。
高木先生始め関係者の署名活動や、
先生の人脈で副知事のご配慮もあったと思いますが、
また一つ、
障害児者へのライフサポート事業が充実したことは、
本当に良かったと思っています。
この他にも、様々な予算がありますが、
アベノミクスで好況感も言われる昨今、
まだまだ地方にはその恩恵は廻ってきてはいません。
少しでも地域が活力を取り戻すことが出来ればと思っています。
明日は、5月に開院する袋井市との合併新病院、
「中東遠総合医療センター」の竣工式、
午後には農業生産現場の視察があります。
週末は植樹祭や教職員の方々との懇談会、
そして市議選候補者の事務所開きや決起大会も7つあります。
応援させていただいている皆さんが全員良い結果が出るよう、
出来る限りのことをしていきたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
23:46
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2013年03月14日
県行政の役割・議員の使命
県議会2月定例会は、
委員会審議が終わり、
来週の閉会日の採決を待つこととなりました。
新年度予算、公務員の給与改定などを始め、
様々な案件がありました。
全体の予算など、
総務委員会で扱う議案も多くあり、
普段の委員会には珍しく、
TVカメラなどマスコミも詰めかける中での審議でした。
今回の委員会で、
個人的に最も関心があったのが、
今の社会情勢を踏まえた県民の民意が、
どのように予算に反映されているのかという事でした。
本会議場でも、
先輩議員が予算編成方法を見直すべき
との質問がありましたが、
財政難故の各部予算一律カットや
メリハリのない予算配分への
問題提起は少なくありません。
その上で、
今の社会情勢や民意が、
どのように的確に反映されているのか、
議員にならせていただいてから、
素朴に思い続けている事です。
委員会中にも
その観点からいくつか質問もさせていただき、
その後も財政ご担当の方々とも
何度かお話しもさせていただきました。
県当局が、民意を把握しようと
努めていただいている事には
安堵する思いもしましたが、
同時に、
数限りなくある県民要望を
予算に反映することの難しさも感じました。
ですが諦めることなく、
民意を把握し、
現在の社会情勢を分析した上で、
未来に繋がる行政運営が行われるよう、
議員としても努めて行かなければと思っています。
今日は、
治山砂防議員連盟の視察です。
近年の気象災害への対策は大きな課題です。
掛川にも、原泉や倉真など、
常に悩まされている地域もあります。
色々勉強してきたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
12:47
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2013年03月06日
議会答弁
県議会2月定例会は、
今日まで本会議場での質問でした。
勿論、華は代表・一般の各質問です。
我が会派では、
最低でも年1回の登壇機会をいただけます。
私は12月議会で、
自身2回目の質問をさせていただきました。
今議会は予算議会ですので、
質問される方も多く、
審議時間もいつも以上に長めです。
ただ、
その議員の質問に対する県当局の答弁内容が、
いつも以上に噛み合っていないというか、
はぐらかされているような
そんな答弁ばかりのような気がしています。
まだ、深部まで精通している自負はありませんので
多くは分かりませんが、
勿論良いと言われる答弁を引き出すのは
議員力や事前の調整は不可欠でしょうし、
全ては議員側の力量によるものだとは思います。
特に今議会は、
6月の知事選を前に、我が自民党会派は、
それぞれの質問者ごとに
川勝知事のマニフェストの検証を
追及しておりますので、
それに対する答弁がかわされてしまうのは
無理もないかも知れませんが、
他の会派の議員の質問に対する答弁も、
的確にされているとは思えないようなものが
とても多く感じました。
「こういうものだ」と
諭してくれる先輩議員もいらっしゃいますが、
なかなか腑に落ちそうにありません。
一般の方が観たら、同じような違和感を
感じてしまうであろうとも思います。
議員にならせていただいてから8回目の定例議会、
4月になれば
任期の半分を折り返す事になりますが、
少しずつでも、
着実に議員力が付くように、
努めて行きたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
17:38
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2013年02月24日
”親守詩”
県議会2月定例会が木曜日に開会されました。
年度の締めくくり、
新年度の予算案を審議する議会の始まりです。
その翌日、
自民改革会議として記者会見を行い、
知事のマニフェストの検証結果の公表を行いました。
理想像とその言葉、それらと現実との乖離、とでも言うのでしょうか、
結果は及第点に及ばず、というものになりました。
しかし内容がネガティブな話でもありますので、
理詰めの説明や、前向きな提言なども必要になってくると思います。
会派内や議会の中で、さらに議論を尽くす必要があると思っています。
会見の後、焼津市立豊田小学校を視察に訪れました。
議員の有志で設立した「親学推進議連」の活動の一環として、
先進的な教育を進める学校現場の視察で、
中でも、”親守詩”の授業見学が最大のテーマでした。
”親守詩”とは、
子どもが、父親や母親など、
自分を育ててくれている人を思って作る詩です。
子どもが作った上の句に、
親が作った下の句をつなげて一つの詩に仕上げます。
「つらいとき 家に帰れば 笑い声
ほっとするんだ 家族の笑顔」
という感じに、五七五七七調に作ります。
最近の学校現場では、
俳句や短歌の作成を通じて、
子ども達に日本の文化を学ばせながら、
併せて道徳教育も進めるという取り組みが注目されており、
この”親守詩”も各地で静かなブームとして関心が高まっています。
全国大会も開催されていて、
今年の七月には、静岡県内での開催が決まっています。
当日の六年生の授業では、
阪神淡路大震災での辛い体験を家族が乗り越えていく話を題材に、
”親守詩”を使って表現力を高めていこうという授業だったのですが、
教師の伊藤先生の電子黒板を使いながらの巧みな教え方もあって、
とても勉強になる授業見学でした。
これらはほんの一例で、
今、教育現場では、
大変な時代に育つ子供たちのために、
様々な工夫や取組がなされています。
とかく粗探し的な批判を受けがちな教育現場ですが、
頑張っている先生など、良い例は沢山あります。
そんな良い環境が広がっていくようにすることも、
大切なことだと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
00:28
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2013年02月20日
”農”を見直す時
最近、新聞紙上などで、
”農業再生”という言葉が多くみられるようになってきました。
産業自体の衰退、高齢化、後継者不足、
耕作放棄地の増加などなど、
近年の農業界をめぐる厳しい環境の中、
ようやく国も重い腰を上げ始めていただけるのかと、
個人的には大きな期待を持っています。
国の政権が変わり、
注目は「アベノミクス」ばかりに目が行きがちですが、
国の補正や新年度の予算方針を見ると、
農業に対する予算が大幅に拡充もされています。
県で言うと、
いわゆる農業土木の場合、
年間約80億円が予算なのですが、
補正で100億円、
新年度は基本予算が75億円、
そして追加で約100億円が見込まれています。
経済界も注目する産業で、
静岡銀行さんは今後の成長産業の代表5つの中に農業を入れています。
農業への企業参入も近年5倍になっているとの報道もありました。
しかし、やはり何と言っても肝心なのは、
農家の皆様、特に専業農家の皆さんの
収入アップに繋がらなければいけないと思っています。
農業の価値を見直し、再生することの重要性は、
自然や里山などの崩壊が進む現状を見るたび思いを強くします。
今まで農業生産者に守られてきたこの国の良さは多くあると思います。
その衰退により、多くのものが失われているのだとも思っています。
その多面的機能を見つめなおし、
農業の再生を通じて、
豊かな地域づくりが必要だと思っています。
今日は、下土方での最新農業用水の通水式、
午後には原谷の物産市”西の市”の総会もあります。
色々勉強して行きたいと思っています。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
09:13
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2013年02月07日
「県政報告会」を終えて
先週末の日曜日、
1/13の大東、1/24の掛川に引き続いて
大須賀での「県政報告会」を開催させていただきました。
寒い日が多かったのですが、
どの会場も多くの皆様にお出掛けいただき、本当にありがたかったです。
皆さんありがとうございました。
議員にならせていただいて1年9か月余り、
地域の皆様との日々でより感じるのは、
県行政の仕事はなかなか理解されにくく、
距離感を感じている方が実に多いという事です。
だからこそ、報告会でお話しさせていただく内容や、
定期的に発行させていただいている「県議会リポート」を作成するときに心掛けているのは、
県が行っていることを、
一般の方になるべく分かりやすく伝えたいという思いです。
今後も折に触れ続けて行きたいと思っています。
今日は、朝から中遠農林事務所の糠谷所長、
午後には袋井土木事務所の加納所長とお会いさせていただきました。
国の政権交代、緊急経済対策、
そしてアベノミクスが進む昨今ではありますが、
県でもとても大きな額の補正予算が組まれようとしています。
その額は426億円、
ピンと来ないかもしれませんが、
農業基盤整備を行う中遠農林事務所の場合で言うと、
通常の年間の事業予算が約30億円(その内掛川分は約6割)、
その4.5倍もの事業費がこの14か月で配分されるほどの額になります。
今日はそれらへの対応と、
地域の皆様からの様々なご要望をお願いさせていただきました。
テレビやマスコミではバブルを思わせるような好況が伝えられますが、
実際、地方の経済に波及するにはまだまだ時間を要します。
困っている方や大変な方は沢山いらっしゃいますので、
少しでも地域の皆さんのお役にたてるようこれからも務めていきたいと思っております。
明日は朝グランドゴルフの大会、
日中は「ファーマーズフェスティバル」、
夕方には先輩議員でもある
宮沢自民党政調会長の就任パーティーのため三島です。
週末は中央幼保園の”わくわく発表会”、
4月の市議選に向けた事務開きや各地区の学習センター祭り、
大須賀ライオンズクラブ設立10周年パーティーなどがあります。
体調管理に気を付けて、です。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
20:45
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2013年01月28日
今時の政治・行政像
年明けは、新年の行事など何かと多いのは勿論ですが、
今年は自身の「県政報告会」や4月の統一選に向けた会合など、
例年以上の慌ただしさが続いています。
24日には自身2回目の掛川での「県政報告会」がありました。
色々な行事が重なる寒い夜でしたが、
本当に多くの皆様にお出掛けいただきとても嬉しかったです。
皆さんありがとうございました。
昨日は、福祉の会、各地区の公民館祭り、神社の例祭、
報徳社での「県政報告」、自治会や鳶組合の新年会、
夜には、今私が住む西南郷地区から市議選に挑戦する
小沼ひであき君の後援会設立総会がありました。
小沼君は40才、会場には多くの若者が集まりすごい熱気でした。
”増田が出来るんなら”ということなのか、
今回の市議選には、40代3人、30代1人の若い世代が準備を進めています。
ベテランの方とともに、様々な世代に政治に関心を持っていただき、
掛川をもっといい街にしていきたいものです。
そんな政治の世界に身を置くものとして、
最近つとに理想の政治家像とは、理想の行政像とは、という事をよく考えます。
今や政治家は、以前のように地位と名誉という時代ではなく、
行政のチェック機関という立場、住民の声を聞く立場、
サービス業的な面もあり、大分様変わりをしているのではないかと感じています。
行政も同じく、求められる在り方も様変わりしてきていると思います。
そんな中、先日菊川の市庁舎に出向く機会があり、
案内板の前で入り口で行先を探していると、
総合案内をされている女性がブースからわざわざ出てきていただき、
「行先はお分かりですか?」と声を掛けられました。
その後も丁寧にご案内いただき、
その後出向いた先でも、
カウンターに立った矢先に職員の方が駆け寄ってきていただいて
親切丁寧にご対応してくれました。
後から私が議員であると気付かれましたが、
その対応の素晴らしさには頭が下がる思いがしました。
勿論、過度の対応はいけませんが、
出向いていただいた方に対する対応としては
見習うべきものがあると感心しました。
相手を敬う礼儀、配慮、気遣い、
当たり前の事なのかもしれませんが、
その当たり前を感じにくい時代なのかとも思います。
今日は要望の聞き取り、温室メロン組合の会合、
津波避難タワーの視察、夜は地域医療の勉強会等があります。
今週は議会会派での予算の知事折衝もあり、
週末は県政報告が2回あります。
寒さにも負けず、です。
Posted by 掛川★増田たかひろ★ at
10:31
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